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病理診断科

対象疾患

病理診断科では病院においでになる皆様のほとんどすべての病気あるいはその前段階まで扱います。

診療内容

病理診断科では病気の皆様と直接お会いして治療にあたることは、ほとんどありません。それぞれ皆様が受診された科の先生方の依頼で、主として顕微鏡を使って診断をおこないます。また病診連携の開業医の先生方には結果と、必要なら診断の決め手となった顕微鏡写真の画像をお送りしています。治療上必要なら連絡していただいてお互いの都合のよい時に当院にきていただいて、一緒に顕微鏡をみながら、治療方針の選択をしていただいています。「診はあるが療はない」といわれてきましたが、最近では治療法の選択のため、特別な染色をしたりして間接的に治療を行っているといってもいい状況になっています。

診断実績 平成24年

組織診:6,460件
術中迅速組織診:142件
細胞診:10,342件
術中迅速細胞診:1件
他院標本診断:53件
電顕:82件
蛍光抗体:142件
免疫染色:467件
剖検:23件

その他

病院に来院される皆様と病理医が直接お話しする機会はあまりありません。それでも時には患者さんあるいはご家族と病気についてお話します。そこでお話することは、「正診率が一番高いので病理診断は最終診断です。統計学的手法で常に診断病名を見直し、また新しい検査法を積極的にとりいれています。ただそれでも100%の正診率ではありません。100%にいまよりもっと近くするためには、臨床の先生方と患者さん、ご家族の協力が不可欠で、その患者さんに関する正しい情報が必要です。100%の正診率ではないのですから、おかしいなとおもったらはっきりいってください。わからなかったらわかるまで説明をもとめてください。」という内容です。ほとんどすべての病気あるいはその前段階まで扱うため、不得意分野であったり診断が難しい場合には近隣の大病院、大学の病理医に相談します。それでも確定診断に至らない場合は、当院は日本病理学会研修認定施設になっていますので病理学会所属の専門医に診断を仰ぎます。正診率をあげるためには、治療をうける側、治療をする側、病理検査をする側すべてが病気をなおすために努力し、密接に協力し合わなければなりません。

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