呼吸器外科
対象疾患
原発性肺癌、転移性肺腫瘍、肺良性腫瘍、気胸、縦隔腫瘍、胸部外傷など治療内容
原発性肺癌:標準手術である肺葉切除とリンパ節郭清を中心として、進行肺癌に対しては隣接臓器の合併切除も積極的に行っています。胸腔鏡(カメラ)を利用した小開胸による「体にやさしい」手術も導入しております。呼吸器内科とのカンファレンスを重ね、患者様にとってベストの治療が提供できるように心がけています。転移性肺腫瘍:他の臓器の癌が肺に転移をした場合、手術の対象となることがあります。胸腔鏡を用いた肺部分切除を行うことが多いです。
気胸:肺から空気が漏れる病気が「気胸」です。空気漏れが遷延する場合や再発例などが主な手術対象となります。胸腔鏡を用いた手術を行っており、気胸再発予防のための処置も同時に行います。
縦隔腫瘍:左右の肺に囲まれた部分を「縦隔」と呼び、診断と治療の目的で手術を行います。腫瘍の生じた部位により胸骨正中切開、小開胸、胸腔鏡などの手術方法を使い分けています。
メッセージ
総合病院としての強みを活かし、他科との連携もとりつつ診療を行っています。皆様に笑顔が早く戻りますように共にがんばりましょう。治療実績
2012年1月~12月(1年間)全手術症例数 77例
内訳:原発性肺癌30例、気胸25例、転移性肺腫瘍10例、縦隔腫瘍6例、その他6例。
医師スタッフ紹介
呼吸器外科の医師・スタッフはこちらからご覧ください。外来担当医表一覧
呼吸器外科の外来担当医表一覧はこちらからご覧ください。当科の学会施設認定
- 日本呼吸器外科学会 専門医合同委員会認定修練関連施設
- 日本胸部外科学会 教育施設協議会教育指定施設
- 日本外科学会 専門医制度修練指定施設
- 日本呼吸器学会 認定施設
