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平成27年度 中京病院 病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)


年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 1328 442 473 636 949 1445 3046 3754 2341 407

27年度1年間に当院を退院された患者さんを10歳刻みの年齢別で集計しました。

60才以上の患者さんが全体の65%近くを占めています。また、当院には新生児心臓治療室があり先天性心疾患の手術例も多いことから、新生児~10歳以下の患者さんも少なくありません。


診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)ファイルをダウンロード
血液・腫瘍内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030XX99X40X 【非ホジキンリンパ腫】 手術なし。化学療法(※1)施行。定義副傷病なし。 47 20.1 17.69 0.0 71.7
130030XX97X40X 【非ホジキンリンパ腫】  手術施行。化学療法(※1)施行。定義副傷病なし。 31 33.2 36.93 0.0 70.9
130030XX97X3XX 【非ホジキンリンパ腫】  手術施行。その他の化学療法施行。 23 26.8 37.64 0.0 67.8

(※1)リツキシマブ(抗がん剤)使用

************************************************************

1番目から3番目の診断群分類は、悪性リンパ腫に対して抗がん剤治療を行うための入院です。輸血を行う場合や抗がん剤の種類によって細分化されています。

血液・腫瘍内科では、外来での通院化学療法も積極的に取り入れていますが、治療開始・導入時には副作用をチェックする目的もあり短期間の入院をお願いしています。

その他、クリーンルームを利用した急性白血病や自家末梢血幹細胞移植なども多く行っています。
内分泌・糖尿病内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
100070XXXXXXXX 【2型糖尿病】(糖尿病性ケトアシドーシスは含まない) 157 12.5 15.35 0.0 61.2
100040XXXXX00X 【糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡】 定義処置なし。定義副傷病なし。 15 9.8 14.20 13.3 61.5
100060XXXXXXXX 【1型糖尿病 (糖尿病性ケトアシドーシスは含まない)】  12 10.8 14.30 0.0 45.0

糖尿病治療の基本は食事・運動療法に加え薬物療法が中心になりますが、長期間にわたり自宅療養での自己管理が重要になります。当科は重症糖尿病患者の入院が多く、糖尿病教室への参加や各種合併症の精査を行い、年齢・合併症・生活背景などを考慮し病態に合わせた治療プログラムを提案しています。40-50代の働き盛りの患者さんも多く、なるべく早期に退院できるように他職種によるチーム医療で支援する体制をとっています。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040080X099X0XX 【肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎】 (15歳以上) 手術なし。人工呼吸施行なし。 186 19.6 14.34 8.1 72.3
040081XX99X00X 【誤嚥性肺炎】  手術なし。定義処置施行なし。定義合併症なし。 80 24.5 21.69 23.8 84.7
040040XX99100X 【肺の悪性腫瘍】  手術なし。処置(※1)施行。定義副傷病なし。 75 3.0 3.29 0.0 72.0

1番目2番目は肺炎入院治療のまとめとなります。
平均年齢が70歳以上と高齢の方が多く、肺炎治療後の体調調整や自宅での療養が困難で転院に向けた手続きのために入院期間が長めとなる傾向があります。特に、脳梗塞後などの慢性的に嚥下機能が低下している方の肺炎治療の場合、このような社会的入院期間が長くなる傾向があります。

3番目は、肺がんの診断のための気管支鏡検査などの入院をまとめています。当院では、3日間の入院が基本です。お仕事のご都合に合わせた入院期間の短縮も行っていますが、検査合併症や併存疾患の病状による入院の長期化の可能性もあります。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050XX99100X 【狭心症、慢性虚血性心疾患】  手術なし。心臓カテーテル検査施行。定義副傷病なし。 188 3.1 3.07 0.0 69.0

050050XX0200XX 【狭心症、慢性虚血性心疾患】  経皮的冠動脈ステント留置術または経皮的冠動脈形成術を施行。 137 4.7 4.87 2.2 66.6
050130XX99000X 【心不全】 手術なし。定義処置なし。定義副傷病なし。 124 18.9 18.30 10.5 82.2

1番目の診断群分類は虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)に対する心臓カテーテル検査入院を示します。当院では3日間の入院が基本です。

2番目の診断群分類は虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)に対する冠動脈カテーテル手術(ステント留置など)入院を示します。不安定狭心症や急性心筋梗塞の患者は除いてあります。当院では4日間の入院が基本です。

当院では患者さんの痛み・負担を軽減するため、手首からのカテーテル検査・治療を積極的におこなっています。

3番目の診断群分類は心不全に対し内科的治療をおこなった患者です。
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060340XX03X00X 胆石・胆管炎に対する治療 80 8.9 10.93 1.3 73.4
060050XX97X0XX 肝がんに対する治療 58 8.2 11.98 0.0 73.4
060020XX04X0XX 早期胃がんに対する治療 49 9.0 9.20 0.0 70.8

【胆石・胆管炎に対する治療】

当院は名古屋市南区の救命救急センターを備えた高度急性期病院であります。また南区は市内でも最も高齢化した地区でもあり、以前より高齢者の胆石による胆管炎、敗血症、ショック症例が増加しております。胆石で胆管が詰まって炎症を起こすなどが典型的な症例で、胆管をチューブで広げる、胆石を除去する、膿瘍を取り除くなどの治療が主に内視鏡を用いて行われます。当科ではこうした一刻を争う症例に対して24時間内視鏡的治療が施行できる体制を整えております。

【肝がんに対する治療】

5大がんのうちの肝臓がんについて外科手術症例を除く内科的治療(ラジオ波焼灼療法、経カテーテル的動脈塞栓術など)行っております。特に再発、肝内転移による多発症例が多く、カテーテルを用いた経動脈的化学塞栓療法を行う症例が多いのが実情です。

【早期胃がんに対する治療】

昨今拡大観察、超音波観察などの進歩で、粘膜下層浅層までであれば、開腹しなくても内視鏡下に粘膜切除、あるいは内視鏡的粘膜下層剥離術を行うことで治癒切除が期待できる症例も増えております。
神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060X099000X 【脳梗塞】  JCS10未満。手術なし。定義処置なし。定義副傷病なし。 126 13.1 15.80 22.2 71.0
010060X099030X 【脳梗塞】  JCS10未満。 手術なし。エダラボン使用あり。定義副傷病なし。 72 15.1 18.08 23.6 71.3
010230XX99X00X 【てんかん】  手術なし。定義処置なし。定義副傷病なし。 51 8.3 7.03 9.8 57.0

【脳梗塞】

当科では急性期の脳梗塞に対し、迅速に対応できる態勢を整えています。状態が安定しても、片麻痺などの後遺症が残りすぐにはご自宅に退院できない方については、地域の回復期リハビリテーション病院等と連携し、円滑な転院を行っていただけるよう支援しております。

【てんかん】

多くの方が治療により発作が落ち着いた状態で退院されます。しかし、ご高齢で脳卒中や認知症を基礎疾患とした症候性てんかんの方では、発作が消失しても残念ながら入院を契機にADL(日常生活動作)が低下してしまう場合があります。

腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280XX02X00X 【慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全】  手術(※1)施行。定義副傷病なし。 82 5.1 9.71 4.9 64.2
110280XX99010X 【慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全】 人工腎臓施行。定義副傷病なし。 46 18.1 15.39 4.3 65.2
180040XX01X0XX 【手術・処置の合併症】  手術(※1)施行。 45 13.9 13.14 6.7 67.2

(※1)シャント設置術、血管移植術、バイパス移植術

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1番目の診断群分類は、末期腎不全に対して透析に必要な内シャント作製手術のための入院です。当院の特徴は腎臓内科に血管外科専門医が在籍しており、より専門的な手術を行える体制にあることです。

2番目の診断群分類は、末期腎不全に対して透析を行うための入院、大半は新規の透析導入です。体に負担のかからない計画的導入が望ましく、以前の入院(1番目)でシャント作製が済んでいる場合です。ただし緊急でやむを得ない時は、透析導入と手術を同一入院で行うこともできます。

3番目の診断群分類は、シャントトラブルに対する手術のための入院です。血管外科専門医が中心となってあらゆるトラブルに対応いたします。

小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040080X1XXX0XX 【肺炎、急性気管支炎、急性細気管支炎(15歳未満)】  人工呼吸施行なし。 146 6.1 5.72 0.7 3.0
030270XXXXXXXX 【上気道炎】 46 5.3 4.83 0.0 3.2
040070XXXXX0XX 【インフルエンザ、ウイルス性肺炎】 人工呼吸実施なし。 40 5.1 5.54 0.0 2.1

こどもが病気かな?という時には、まず小児科で診察を行います。発熱、咳、鼻水、下痢、嘔吐、皮膚の発疹、痛み(のど、耳、頭、腹部)、血尿、けいれん、背が低いなど様々な症状の子供が小児科を受診しますが、多彩な疾患の中で入院治療を行うこととなった上位3疾患が、表に示す疾患です。いずれも呼吸器系の感染症で、種々の病原体(細菌やウイルス)が原因です。当科では感染の原因である病原体(細菌やウイルス)を見極め、病原体に応じた適切な治療を行っています。
小児循環器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
14031XX09910XX 【先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く) 1歳以上】 手術なし。心臓カテーテル検査施行。 137 3.3 4.52 0.0 7.6
14029XXX9900XX 【動脈管開存症、心房中隔欠損症】  手術なし。定義処置なし。 59 2.2 4.89 0.0 19.8
14029XXX97X0XX 【動脈管開存症、心房中隔欠損症】  経皮的心房中隔欠損閉鎖術、または動脈管開存症手術施行。 42 6.2 6.50 0.0 18.3

当院は心臓カテーテル検査並びに治療が年間約360例あり、そのうち1歳以上の心臓カテーテル検査入院が最多です。
その次は心房中隔欠損に対する治療の要否、並びにカテーテル治療の可否について評価目的での経食道心エコー入院がつぎ、3番目は心房中隔欠損と動脈管開存に対するカテーテル治療入院になります。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060035XX0100XX 【結腸の悪性腫瘍】  手術(※1)施行。 62 15.9 17.41 1.6 69.6
050180XX97XX0X 【静脈・リンパ管疾患】 下肢静脈瘤血管内焼灼術、または大伏在静脈除去術を施行。 59 2.3 3.46 0.0 65.4
060020XX01X0XX 【胃の悪性腫瘍】  胃切除術、または胃全摘術を施行。 50 23.1 20.63 8.0 69.9

(※1)腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術、結腸切除術、腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術、腹腔鏡下⼩切開後腹膜悪性腫瘍⼿術、後腹膜悪性腫瘍⼿術 

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当院は国の指定した地域がん診療連携拠点病院であり、特にがん診療に力を入れています。進行がんを含めた結腸がんの60%前後の症例や早期胃がんの症例に対しては腹腔鏡手術を積極的に行っています。

また、下肢静脈瘤手術に対しては2012年からレーザー治療を導入し現在は80%前後の症例に施行しています。当院は、救急・心臓病・腎臓病などの特殊医療センターを持つ総合病院であるため、様々な合併症をお持ちの患者さんにも幅広く対応できることも特徴です。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010070XX97X00X 【脳血管障害】  手術(※1)施行。定義副傷病なし。 42 12.9 12.14 0.0 69.9
160100XX99X00X 【頭蓋・頭蓋内損傷】 手術なし。定義処置なし。定義副傷病なし。 37 7.5 7.52 16.2 49.9
010040XX099X00X 【非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)】 JCS10未満。 手術なし。定義処置なし。定義副傷病なし。 35 16.0 19.32 37.1 69.4

【脳血管障害】

閉塞性脳血管障害は当科が最も得意とする手術で、CEA術と浅側頭-中大脳動脈吻合術は、CEA塾、バイパス塾として名古屋大学関連病院の教育も担当しています。県外からの紹介患者も多く受け入れています。

【頭蓋・頭蓋内損傷(脳損傷)】

交通事故・労災事故によるものは減少していますが、家庭内の転倒事故が原因の脳損傷は人口の高齢化とともに増加しています。

【非外傷性頭蓋内出血】

脳出血の患者さんには必要なら内視鏡的摘出術を行い、良好な予後を維持しています。

心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050080XX01010X 【弁膜症(連合弁膜症を含む)】 手術(※1)施行。処置(※2)施行。定義副傷病なし。 22 21.7 25.69 0.0 56.8
14031XX003X0XX 【先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く) 1歳以上】 手術(※3)施行。 20 13.3 17.05 0.0 6.6
14029XXX01X0XX 【動脈管開存症、心房中隔欠損症】 手術(※4)施行。 18 12.6 15.27 0.0 12.8

当院の特徴として、先天性心疾患が多いという特徴があり、毎年300件前後の心臓・大血管手術のうち60~70件程度が後天性(ほぼ成人)の心疾患手術で、230~240件が先天性(多くは小児)の心疾患手術となっています。後天性心疾患のうち、弁膜症、虚血性心疾患ともにそれぞれ20~30件程度、大動脈疾患が10件程度です。先天性疾患については、疾患の種類が数十種類と多いため疾患ごとに分けると1疾患あたりの件数は少なく、多いもので心室中隔欠損症が年間30件程度、心房中隔欠損が20件程度です。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040XX97X0XX 【肺の悪性腫瘍】 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術施行。 12 9.3 13.03 0.0 67.0
040200xx01x00x 【気胸】 肺切除術等 手術・処置等2_なし 定義副傷病なし - - 9.68 - -
040200xx01x01x 【気胸】 肺切除術等 手術・処置等2_なし 定義副傷病あり - - 15.77 - -

呼吸器外科では肺癌に対して身体に優しく侵襲を少なくした胸腔鏡下手術を積極的に取り入れています。術後の入院期間が延長する原因として疼痛と体力の回復遅延があげられますが、手術の低侵襲化と鎮痛剤の積極的な使用による疼痛緩和、および手術前後のリハビリの導入による早期離床の効果も相まって比較的短期の入院治療が可能となっています。

(年間患者数が10人未満の場合は「-」ハイフン表示となっています)
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800XX01XXXX 【股関節大腿近位骨折】  骨折観血的手術、または人工骨頭挿入術を施行。 134 23.0 28.70 87.3 79.5
160690XX99XX0X 【胸椎、腰椎以下骨折損傷】(胸・腰髄損傷を含む)  手術なし。定義副傷病なし。 61 19.4 21.52 70.5 80.1
160760XX97XX0X 【前腕の骨折】  手術施行。定義副傷病なし。 59 3.5 5.70 1.7 54.3

【股関節⼤腿近位⾻折】

ほとんどが高齢の方の転倒による骨折です。早期リハビリ開始を目指して可能な方にはできるだけ臥床期間が短くなるよう手術を施行しています。

【胸椎、腰椎以下⾻折損傷】

いわゆる胸椎、腰椎の圧迫骨折です。臥床期間を短くするため硬性コルセットをなるべく早く装着していただき、早期離床を目指しています。またリハビリ専門病院への転院も促進しています。

【前腕の⾻折】

手術で骨接合を施行した場合は術後の腫脹などを考慮に入れ、短期間ではありますが入院安静をとっていただきます。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
070560XX99X0XX 【全身性臓器障害を伴う自己免疫性疾患】  手術なし。定義処置施行なし。 89 11.6 18.15 0.0 54.4
080007XX010XXX 【皮膚の良性新生物】 皮膚・皮下腫瘍摘出術施行。定義処置なし 69 4.3 4.38 0.0 43.4
080020XXXXXXXX 【帯状疱疹】 65 7.3 8.97 0.0 66.2

【全身性臓器障害を伴う自己免疫疾患】

膠原病・リウマチ性疾患は全身性の疾患であり、多臓器に合併症を有することが多いため、関連する複数の診療科による横断的・総合的な診療を提供しています。関節リウマチ、 全身性エリテマトーデス、 全身性強皮症、 皮膚筋炎・多発性筋炎、 混合性結合組織病、 血管炎症候群、成人スティル病、 強直性脊椎炎、 ベーチェット病、などが対象です。今日、関節リウマチ・膠原病・乾癬などのリウマチ性疾患の治療に生物学的製剤や免疫抑制剤などが開発され、その治療は非常に大きく進歩しております。

【皮膚の良性新生物】

悪性黒色腫、有棘細胞癌、基底細胞癌等の皮膚悪性腫瘍の早期発見のため、皮膚の色素性病変に対して積極的に検査をしています。病理診断科との合同カンファレンスで良性・悪性の診断確定を行っています。

形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080007XX010XXX 【皮膚の良性新生物】  皮膚・皮下腫瘍摘出術施行。定義処置なし。 45 2.8 4.38 0.0 47.1
160200XX0200XX 【顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む)】  手術(※1)施行。定義処置なし。 23 4.8 5.86 0.0 33.8
161000X199X0XX 【熱傷・化学熱傷・凍傷・電撃傷】 Burn Index10未満。手術なし。定義処置なし。 20 13.3 12.66 0.0 30.3

【皮膚の良性新生物】

皮膚や皮膚の下にできたほくろ、脂肪腫、粉瘤、生まれつきのあざなどの切除を行っています。

【顔面損傷】

交通事故などにより顔の骨が骨折した患者さんに対し手術を行っています。頭蓋骨や顎の骨が骨折した場合は他の診療科と合同で手術を行います。過去に顔の骨を骨折したことがあり、変形したまま骨が治癒してしまった患者さんの治療も行っております。

【熱傷】

当院は熱傷治療において有数の病院であり年間に数多くの患者さんの治療を行っております。命の危険がある熱傷では救急科と合同で皮膚移植(植皮術)を行います。焼けてしまった皮膚は段々とひきつれ始めるため関節の動きが悪くなるなどの機能障害を引き起こします。当科では機能が障害されたところを修復する手術(瘢痕拘縮形成手術)も行い熱傷の患者さんをトータルサポートしています。

泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
11012XXX020X0X 【上部尿路疾患】  経尿道的尿路結石除去術を施行。定義副傷病なし。 118 5.0 5.91 0.0 59.6
110080XX01X0XX 【前立腺の悪性腫瘍】  前立腺悪性腫瘍手術施行。定義副傷病なし。 63 12.0 14.03 0.0 68.3
110310XX99XXX 【腎臓または尿路の感染症】 手術なし。 61 11.6 12.60 6.6 69.7

【上部尿路疾患】経尿道的尿路結石除去術(TUL)を施行

TULは体外から衝撃波を結石に当てて破砕を行う手術(ESWL)よりも確実に結石が割れかつ摘除できるので、細い腎盂尿管鏡の開発と相まって、近年急に増えてきました。

【前⽴腺の悪性腫瘍】前⽴腺悪性腫瘍⼿術を施⾏

2012年に当院でもロボット支援手術が導入されてから年々増加しています。

【腎臓または尿路の感染症】⼿術なし

主に腎盂腎炎の患者さんです。通常入院して点滴と抗生物質の投与を行いますが、比較的軽症で尿道ステント留置などの手術を要しなかった方です。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
12002XXX99X40X 【子宮頸・体部の悪性腫瘍】 手術なし。放射線療法なし。化学療法を施行。定義副傷病なし。 155 3.0 5.33 0.0 63.6
120010XX99X50X 【卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍】  手術なし。化学療法(※1)施行。定義副傷病なし。 102 3.1 5.17 0.0 60.8
120180XX01XXXX 【胎児及び胎児付属物の異常】  帝王切開術施行。 61 9.3 9.94 0.0 32.9

眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020200XX9710XX 【黄斑、後極変性】 水晶体再建術あり。 188 8.2 7.99 0.0 68.7
020160XX97XXX0 【網膜剥離】 手術あり。(片眼) 181 10.6 11.08 1.1 58.1
020220XX97XXX0 【緑内障】 手術あり。(片眼) 155 10.2 9.57 0.6 66.6

【黄斑、後極変性】は、黄斑円孔、前膜や加齢黄斑変性に続発した網膜下出血があります。当院では、眼内に死角がない内視鏡を併用してより確実な手術を心がけております。多量な網膜下出血では失明することもまれではありませんが、世界初の内視鏡網膜下手術で治療ができるようになりました。

【網膜剥離】では、内視鏡で原因裂孔の見逃しが減少するため治癒率も良好です。

【緑内障】は、日本で初めて導入したトラベクトームを含め最新手術を導入しており、患者さんに最適な術式を選択しています。
耳鼻咽喉科・頭頚部外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030400XX99XXXX 【前庭機能障害】 手術なし。 47 5.1 5.31 2.1 39.2
030240XX99XXXX 【扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎】 手術なし。 38 5.4 5.53 0.0 39.2
030230XXXXXXXX 【扁桃、アデノイドの慢性疾患】 32 7.0 8.20 0.0 17.2

【前庭機能障害(030400XX99XXXX)】

主に末梢性めまい症を指します。「めまい」といっても、患者さんが主訴として「めまい」と訴えて受診する中には原因の特定できない「非耳性末梢性めまい」も少なくありません。典型的な「耳性めまい」としては「良性発作性頭位めまい症」「突発性難聴」「内リンパ水腫」「前庭神経炎」が挙げられます。当科ではそのような「耳性めまい」の症例に対して積極的な治療を行って良好な結果を得ています。

【頭頸部感染症(030240XX99XXXX)】

重症化すると、気道狭窄や縦隔膿瘍などの合併症を来すおそれのある疾患であり、迅速かつ適切な治療が求められます。当科は近隣のクリニックで対応困難な重症感染症を全例受け入れ、外科的治療も含めた集学的治療を行っています。
救急科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
161070XXXXX00X 【薬物中毒(その他の中毒)】 定義処置なし。定義副傷病なし。 29 2.4 3.58 3.4 39.1
161060XX99X0XX 【詳細不明の損傷等】 手術なし。定義処置なし。 26 1.7 3.71 0.0 41.7
161000X199X0XX 【熱傷・化学熱傷・凍傷・電撃傷】 Burn Index 10未満  手術なし。定義処置なし。 20 8.9 12.66 0.0 26.0

熱傷センターを有する当院は、名古屋市外、県外からの紹介も受け、全国で最も多く熱傷患者さんを受け入れて治療を行っており、救急科は重症の熱傷患者さんを担当しています。上の表3つ目の熱傷は一部コードに限ったものですので、救急科が入院治療を担当した熱傷患者さん全体について補足しますと、患者数:85人、当院平均在院日数:29.4日、平均年齢:23.1歳となります。

表2つ目の【詳細不明の損傷等】とは病名がアナフィラキシーショックのものです。




初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 77 27 17 55 15 29 1 7
大腸癌 39 31 43 61 23 43 1 7
乳癌 22 36 - - - 26 1 7
肺癌 26 - 54 105 88 15 1 7
肝癌 - 31 27 14 - 39 1 7
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

いわゆる5 大がんと呼ばれる胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌の患者さんの人数について、平成27年度中に入院治療行って退院した実患者数を示します。初発患者はUICC(*1)のTNM分類(*2)による退院患者数を、再発患者(再発部位によらない)は期間内の延患者数を示しています。

「初発」とは、当院において、当該腫瘍の診断、診断と初回治療、あるいは初回治療を実施した場合を指します。「再発」とは、当院・他施設を問わずに初回治療が完了した後、当院にて患者を診療した場合や、治療がん寛解後に局所再発・再燃または新たな遠隔転移をきたした場合を指します。

病期分類は、がんがどれくらい進行しているかを意味します。stage0 からstageⅣまでありstageⅣが最も進行していることになります。

*********************************************************

(*1)UICCとは UICCはラテン語のUnio Internationalis Contra Cancrumの頭字語で国際対がん連合のこと。

(*2)TNM分類とは がんの病期の評価、分類法です。T:原発巣の大きさと浸潤を、N:所属リンパ節への転移状況を、M:遠隔転移の有無を評価し、これらを総合的に組み合わせて病期分類stage0~stageⅣが決まります。

(年間患者数が10人未満の場合は「-」ハイフン表示となっています)


成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
重症度 0 50 16.6 55.5
重症度 1 90 21.5 78.6
重症度 2 50 20.8 80.7
重症度 3 17 20.1 81.6
重症度 4 - - -
重症度 5 - - -
不明 - - -

当院では、肺炎による全身管理が必要な際には人工呼吸器管理やICU管理も積極的に行える体制が整っています。救命のために人工呼吸器を装着しなければならない重症肺炎の方も含まれていますが、特に高齢者の場合、呼吸状態の悪化や脱水などの全身状態の悪化から重症化にいたる可能性が多く、重症度に比例して患者さんの平均年齢も上昇する傾向にもあります。さらに高齢者の場合、他の病気に合併して肺炎が発症している可能性も高くなり、そのための診断治療がさらに必要となったり、慢性的嚥下機能低下の場合には入院中に肺炎発症を繰り返しリハビリテーション期間を要するなど入院期間が長くなる傾向があります。軽症肺炎の場合でも、退院後の生活を考えた短期リハビリテーション指導などのケアにも積極的に取り組んでいます。
(年間患者数が10人未満の場合は「-」ハイフン表示となっています)


脳梗塞のICD10別患者数等ファイルをダウンロード






ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 - 44 6.1 68.6 2.3
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 - - - - -
I63$ 脳梗塞 3日以内 303 21.6 72.6 36.3
その他 28 18.3 75.8 28.6
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの - 47 12.0 73.3 2.1
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの - 20 15.8 65.3 15.0
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> - 14 12.3 52.4 7.1
I679 脳血管疾患,詳細不明 - - - - -

当院に入院される脳梗塞の方は、発症数日以内の急性期の方が大部分を占めます。後遺症が残ってしまう場合には、ご高齢の方でも積極的にリハビリテーションをお勧めしています。発作が短時間でいったん消失してしまう一過性脳虚血発作であっても、その後脳梗塞に至ってしまう危険があり、迅速な検査・治療が必要です。抗血小板薬や抗凝固薬で再発予防をしますが、高度血管狭窄やもやもや病など手術が必要な場合もあり、全ての脳卒中症例は、脳神経外科・神経内科・リハビリテーション科など多職種のカンファレンスで治療方針を決定しています。

(年間患者数が10人未満の場合は「-」ハイフン表示となっています)


診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位3位まで)ファイルをダウンロード


循環器内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) 114 2.6 2.6 2.6 67.6
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの) 83 1.9 3.3 0.0 63.8
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他のもの) 37 1.6 2.6 0.0 63.0

【K5493】

虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)に対するカテーテル治療(ステント留置)です。不安定狭心症や急性心筋梗塞に対する治療は除いています。

【K5951】

不整脈に対するカテーテル治療(アブレーション)の内、左心房にカテーテルを挿入して行った手術です。心房細動、心房頻拍、一部の上室性頻拍などが対象です。

【K5952】

不整脈に対するカテーテル治療の内、上記を除いたものです。心房粗動、一部の上室性頻拍、心室性期外収縮、心室頻拍などが対象です。

当院では虚血性心疾患や不整脈に対するカテーテル治療を積極的に取り入れ、常に最新の医療技術を提供できるよう研鑽しています。





消化器内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的結腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 347 0.3 1.2 0.0 65.5
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみのもの) 59 2.7 8.0 3.4 70.3
K6152 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(選択的動脈化学塞栓術) 55 1.7 6.4 0.0 73.9

【K7211】

大腸癌の前癌病変である腺腫等を内視鏡的に切除する手技・手術です。現在は当院では1泊2日の入院治療を基本としておりますが、抗血小板・凝固療法を施行していない、10mm程度以下のポリープ、有茎性でないものなど、施行医が患者さんとの説明・同意の上、施行可能と判断した場合は外来でも行うこともあります。毎日2-3件、施行、切除できる体制をとっております。

【K6871】

胆管結石や胆道・膵臓腫瘍による閉塞性黄疸、あるいは胆管炎などの疾患で、減黄、あるいは排膿などのドレナージチューブ等を導入する上で必須の手技・手術のひとつです。緊急時間帯にも施行することもあり、頻度が多いと考えられます。

【K6152】

肝臓がんの経カテーテル的動脈塞栓を行うもので、繰り返し再発するHCCの治療として当科で頻回に行われる手技・手術のひとつです。




腎臓内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K610-3 内シャント設置術 99 3.1 5.8 4.0 64.8
K6146 血管移植術、バイパス移植術(その他の動脈) 54 3.8 11.9 14.8 69.2
K616-4 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 18 3.6 5.2 5.6 69.2

【K610-3】

自己血管(動脈と静脈)を吻合する内シャントの手術です。可能であれば第一に選択します。

【K6146】

人工血管を使用した内シャントの手術です。自己血管で作製困難なケースはこの手術を選択します。

【K616-4】

シャントトラブル(閉塞や狭窄など)に対する治療です。カテーテルや手術による処置が含まれます。





小児循環器科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K570-3 経皮的肺動脈形成術 30 2.2 1.8 0.0 2.8
K574-2 経皮的心房中隔欠損閉鎖術 30 2.9 3.0 0.0 22.8
K5761 心室中隔欠損閉鎖術(単独のもの) 16 3.1 13.4 0.0 0.1

カテーテル治療の肺動脈形成術と心房中隔欠損閉鎖術(ASO)が最多で、その次は開胸しての心室中隔欠損(VSD)閉鎖術になります。ASOは対象年齢は5歳から80歳以上に渡り、VSD閉鎖術の多くは生後1歳未満です。

詳細はホームページの「中京こどもハートセンター」に掲載されている年報をご覧下さい。




外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6335 ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) 122 1.0 2.5 0.8 68.2
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 72 1.3 5.2 0.0 65.4
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 58 0.0 1.2 0.0 65.5

【K6335 ヘルニア⼿術(⿏径ヘルニア)】

ソケイヘルニアは俗にいう「脱腸」のことです。手術でしか治りません。ヘルニアの穴を塞ぐために人工補強材(メッシュ)を用いることが主流です。当院では2015年からソケイヘルニアに対して鏡視下手術を導入しました。腹腔内アプローチ(TAPP)も腹膜外アプローチ(TEP)も症状に合わせて行っています。

【K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術】

胆石・胆嚢炎に対して腹腔鏡下胆嚢摘出術を行っています。ガイドラインに準じて急性胆嚢炎に対しては、可能であれば早期手術を行い入院期間の短縮をはかっています。

【K617-4 下肢静脈瘤⾎管内焼灼術】

下肢静脈瘤手術に対しては2012年からレーザー治療を導入し、現在は80%前後の症例に施行しています。





脳神経外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 49 1.2 11.2 12.2 76.3
K1426 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。)(椎弓形成) 47 4.6 15.3 17.0 67.2
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) 42 1.9 23.6 31.0 63.8

【K164-2】

慢性硬膜下血腫に対する穿頭術は、ガイドを開発しより安全な手術を目指しています。

【K1426】

脊椎・脊髄手術は当院では脳神経外科で行い、名古屋大学の関連病院内でも最も件数の多い病院の一つです。

【K1771】

脳動脈瘤に対しては根治性・安全性の高い直達手術を第一選択とし、高い技術が必要な椎骨-脳底動脈系動脈瘤に対しても、クリッピングを行っています。




心臓血管外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5522 冠動脈、大動脈バイパス移植術(2吻合以上) 18 3.0 28.2 5.6 67.6
K5551 弁置換術(1弁のもの) 15 7.1 24.8 0.0 59.6
K5741 心房中隔欠損閉鎖術(単独のもの) 15 2.3 10.7 0.0 2.3

当院では、年間300件前後の心臓・大血管手術のうち、先天性心疾患に対する手術が230~240件と大半を占めいています。先天性心疾患では疾患の種類が数十種類と多いうえに、それらのいろいろな組み合わせもあるためさらに手術の種類が細分化され、最も多い、単純な心房中隔欠損閉鎖術のみでも年間10~20件程度となります。また、1歳以下の手術が半数以上を占め、新生児の手術も年間50件程度を占めるのが大きな特徴となっています。



呼吸器外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5143 肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超えるもの) - - - - -
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの)) - - - - -
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) - - - - -

(年間患者数が10人未満の場合は「-」ハイフン表示となっています)



整形外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(肩甲骨、上腕、大腿) 119 3.2 18.4 72.3 77.2
K0462 骨折観血的手術(前腕、下腿、手舟状骨) 64 1.8 6.8 12.5 59.2
K0811 人工骨頭挿入術(肩、股) 44 2.8 16.4 97.7 75.8

【K0461】

高齢の方の大腿骨転子部骨折の骨接合術の割合が多く、受傷後のなるべく早期に手術を行いリハビリ専門病院への転院をすすめています。また肩周辺の上腕骨骨折も適応があれば早期の手術とリハビリ開始を行っています。

【K0462】

転倒による手関節の骨折の割合が多く、骨折の転位が大きい症例には骨接合を行い早期の可動域訓練ができるようにしています。下腿骨骨折は比較的若年の方に多いですがこちらも骨接合や創外固定で早いリハビリ開始を行っています。

【K0811】

ほとんどが高齢の方の大腿骨頸部骨折に対する人工骨頭挿入術です。全身状態がゆるせばなるべく早期に手術を施行しリハビリ病院転院を行っています。




皮膚科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 51 1.5 5.9 0.0 73.7
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6cm以上) 24 1.1 3.3 0.0 40.4
K0053 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径4㎝以上) 14 1.0 3.2 0.0 43.2

悪性黒色腫、有棘細胞癌、基底細胞癌等の皮膚悪性腫瘍に対して、診療ガイドライン 日本皮膚悪性腫瘍学会の皮膚悪性腫瘍取り扱い規約に準じて、可能なかぎり切除を行っています。各癌の診断、ステージングを行い、センチネルリンパ節生検およびリンパ節郭清や放射線治療なども行っています。



形成外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0134 分層植皮術(200cm2以上) 35 16.8 22.8 25.7 56.3
K0052 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2㎝以上,4㎝未満) 15 0.1 1.0 0.0 40.2
K0102 瘢痕拘縮形成手術(その他) 12 0.7 4.5 0.0 31.2





泌尿器科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザーによるもの) 121 1.5 2.9 0.0 59.9
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) 108 1.4 4.7 0.0 75.0
K843 前立腺悪性腫瘍手術 64 2.0 9.0 0.0 68.4

【経尿道的尿路結石除去術(TUL)】

腎盂尿管鏡を尿道の出口から尿管さらに腎臓の中に挿入して、結石を直接観察しながら、レーザーを結石に照射することによって結石を細かく砕いて、体外に摘除する方法です。

【膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)】

膀胱癌に対して最初に行う手術で癌を膀胱の内腔から削り取る手術です。

【前立腺悪性腫瘍切除】

早期前立腺癌の患者さんに対して行う根治手術で、前立腺と精嚢を摘除して膀胱と尿道を吻合します。





産婦人科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K877 子宮全摘術 106 1.2 7.7 0.0 51.3
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 77 7.9 7.1 0.0 33.1
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 50 1.8 7.2 0.0 32.0





眼科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) 1052 1.1 1.1 0.0 72.4
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含むもの) 510 1.1 7.1 0.4 64.6
K2682 緑内障手術(流出路再建術) 96 1.8 5.5 1.0 68.6

白内障は、多焦点眼内レンズを含めあらゆる眼内レンズを高精度で挿入できる体制を整えております。




耳鼻咽喉科・頭頚部外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 30 1.0 5.1 0.0 17.2
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 12 1.0 5.3 0.0 62.8
K342 鼻副鼻腔腫瘍摘出術 - - - - -

年間患者数が10人未満の場合は「-」ハイフン表示となっています)




その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 11 0.07
180010 敗血症 同一 36 0.24
異なる 20 0.13
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 136 0.92
異なる 17 0.11

「入院契機(病名)と同一」というのはこの疾患の治療が目的で入院されたケースです。一方「入院契機(病名)と異なる」というのは治療目的だった疾患とは異なるという意味で入院中にこの疾病が発症したケースです。



播種性血管内凝固症候群(DIC)とは、癌や感染症などの基礎疾患のために本来出血箇所のみで生じるべき血液凝固反応が全身の血管内で過剰に発生する症候群のことです。重症な疾患で入院治療中に発症する場合が多く早期診断と早期治療が求められます。



敗血症とは、肺炎や腎盂腎炎など生体内で感染症を起こしている場所から血液中に細菌や真菌などが侵入し、重篤な全身症状を引き起こす病態です。背景疾患として悪性腫瘍、血液疾患、糖尿病、肝・腎疾患、膠原病などがある場合、あるいは未熟児、高齢者、手術後などに多いとされています。



「手術・処置等の合併症」が治療目的の患者さんの約50%は、長年人工透析を行っている患者さんに起こるシャントトラブルによるものです。また約20%は眼内レンズの脱臼などの眼科患者さんです。



(年間患者数が10人未満の場合は「-」ハイフン表示となっています)

更新履歴



2016/09/29
27年度病院指標を掲載しました。

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