歯科医師として全人的医療を実践するための基礎を作る。すなわち、歯科医療の基本手技に加えて、歯科医療を行う際に障害となる合併症への対応のために高頻度の内科疾患・病態に対して理解し、また耳鼻科などの隣接医学の知識を獲得する。また、2大病院間での経験により医療の社会性を見ることができる。
研修病院の理念
「私たちは患者さんの心を大切にし
患者中心の質の高い医療を提供することができる医療人を育成します」
目指すべき医療人
患者中心の全人的医療を理解し、すべての歯科医師に求められる基本的な診療能力(知識・態度および技能)を身に付け、生涯研修の第一歩とする。本研修後に継続的に行われる2年目研修の基礎を習得する。具体的には、一連の研修を通じて歯科一般の高頻度治療を経験し、有病者の歯科治療におけるリスクを判断しこれを回避することができる。また、治療時の偶発症に対する初療が適切にできる。さらに、歯科を包含する医療の中で医の倫理を広く会得し、医療従事者として望ましい態度・習慣を身につける。
研修管理委員長 院長:後藤百万
プログラム責任者 歯科口腔外科部長:木下弘幸
副プログラム責任者 歯科口腔外科医師:山本圭一
研修期間
2年
研修施設
独立行政法人地域医療機能推進機構 中京病院(23ヶ月)
独立行政法人地域医療機能推進機構 船橋中央病院 (1ヶ月)