初期臨床研修プログラムの特色
- オリエンテーションとプレローテート期間で、医療現場で必要な事項とプログラムの組み立て、および研修内容について知ることができる。
- 必修ローテートには内科分野・救急分野・地域医療分野・外科分野・小児科・産婦人科・精神科をすべて含む。
さらに選択ローテートとして、すべての診療科を選択できる。
- 地域医療など、社会的に必要とされる医療現場でも活躍できる基礎能力を獲得できる。
- ローテート研修以外の年間を通じた共通プログラムを設け、総合診療や救急診療などを通じ、診療能力の向上をはかる。
- どの分野の後期研修へも継続可能なプログラムで、幅広い基本的臨床能力の獲得ができる。
必修科目及び研修期間
※選択科目は院内のすべての診療科(協力施設も含む)
研修生からのメッセージ
僕は循環器内科を志望しています。選択では循環器内科を2ヶ月選択しました。さらに内科的な視点のみでなく、外科的な視点で心臓をみることができるように心臓血管外科を1ヶ月選択肢しました。また急性心筋梗塞やショック治療など急性期治療に携わる事が必須となってくるので、救急科を選択しました。当院では内科外科ともにそろっているので内科も外科も両方選択する事ができます。
プログラムの一例
僕は脳神経外科を志望しています。外科系志望は基本的麻酔科スキルはほぼ必須、ということで、自由選択でも麻酔科を選択しました。初期研修が終わったら各科に配属して、それぞれの業務が始まります。いざ外科系にすすんで手術に臨むとなっても、周術期の全身管理ができないのではいけないし。内科的な全身管理を手とり足とり教えてもらえるのは、初期研修医のうちだけ!と思って、循環器内科・神経内科も選択しました。
プログラムの一例