院長からのメッセージ
院長 後藤百万
「最高の初期研修!!」
初期研修の目的は、もちろん日常的な外傷や疾患に適切に対応できるよう基本的な診療能力を身に付けることですが、ともに重要なことは、将来専門とする分野にかかわらず、プロフェッションとしての医師とは何か、医師に求められるものは何か、医学・医療の果たすべき社会的役割は何かを、2年間かけて考え、体験し、医師としての人格をじっくり養うことです。
こういった初期研修の目的を最大限達成するにはどうするか・・。それは、研修病院の選択です。どのような環境で、どのような研修を行うか、それが新専門医制度における専攻医の進路、さらにはその後の医師としての自己形成に大きな影響をもつといっても過言ではありません。
JCHO中京病院は1947年に開設された、76年の伝統を誇る病院で、臨床研修病院として高度に練り上げられた研修プログラムを提供しています。地域医療支援病院として地域医療構想に貢献する一方、熱傷センター、救命救急センター、中京こどもハートセンター、人工腎センターなどを擁して高度専門医療を行い、さらに、災害拠点病院、地域がん診療連携拠点病院、がんゲノム医療連携病院などの多機能を有する高度急性期病院として最先端の医療を提供しています。
また、中京病院は全国から研修医が集まっているのが特徴で、diversityな雰囲気のなか、研修医は積極的に、自由闊達に研修しています。何より、30診療科の教育熱心な先生方、先輩方が、教えたくて、技術を伝えたくて、ともに勉強したくて、皆さんが中京病院に来るのを心待ちにしています。
ぜひ、素晴らしい研修環境の中、最高の初期研修を行っていただきたいと思います。
研修理念・目指す医師像
臨床研修の目的を踏まえ当院で育成すべき医師は、医療の本質を理解した上で新たな知識技術を自ら学習し続ける能力を兼ね備えた医師である。
以下のような研修病院の理念を掲げ、研修医の育成に当たっている。
私たちは患者さんの心に寄り添い、
安全で質の高い医療を提供できる医師を育成します
目指すべき医療人
- 明るく親切で、良好なコミュニケーションが取れる。
- 患者・家族の生活背景も考えた治療が提案できる。
- 納得して選択できる丁寧な説明ができる。
- 医療に関する倫理、法令、指針を守る。
- 自らよく学び、後進の教育も熱心に行う。
- 地域医療やチーム医療に貢献し、その質を上げる。