悪性疾患(がん)の告知に関して

 がん治療は近年目覚ましい進歩がみられ、様々な治療法が選択できるようになっております。患者さんには自身の病状についてしっかりと説明をうけ、希望する治療法をえらぶ権利があります。

 当院では、最善の治療を行うには医療者と患者さんとの間でしっかりと情報を共有し、信頼のうえで協力して治療にあたることが重要と考え、原則として患者さん自身に病名を告知する方針としております。
告知後に受けるショックや不安には適切に対応・サポート致しますが、がんの状態(早期がんか末期がんか)や、患者さんの精神状態や認知力、年齢などによって対応が異なる場合もあります。

 どうしても本人への告知を控えてほしいなどの事情がある場合は、ご自身もしくはご家族から、主治医もしくは担当医に早めに相談して頂けると幸いです。