医療安全管理室

診療・各部門

医療安全管理室紹介

医療安全管理室は院内の医療安全のために設けられた部門です。 現在、医療安全管理室の職員として医師をはじめとする8名のスタッフで構成されており、そのうち3名は常駐しています。 医療安全管理室の下で医療安全委員会と医療事故対策委員会が活動しています。

医療安全管理指針

JCHO中京病院 医療安全管理指針

Ⅰ.医療安全委員会

医療安全委員会は医療安全活動の推進を図り、職種横断的な構成で院内の安全管理体制を構築することを目的とした委員会です。

1.委員会の役割

1)職種横断的な委員会構成で院内の安全管理体制を構築すること 2)医療安全に関する職員への教育・研修の実施に関すること 3)医療事故を防止するための情報収集、分析、対策立案、フィードバック、評価を行うこと 4)医療事故への対応のうち、事故発生前の対策、事故発生時の対応に関すること 5)職場の安全文化の醸成に関すること 6)日本医療機能評価機構へ医療事故報告等を通して全国の医療安全活動に貢献する

2.委員会の構成

医療安全委員会の委員は診療部門・看護部・検査部・薬剤部・放射線部・リハビリ・SMI・栄養課・事務部など院内の全部署から選出された委員で構成されています。

3.具体時な活動
1)インシデントレポート分析

各部門・部署から出されたインシデントレポート・アクシデントレポートの分析し事故の未然防止システムと再発防止システムを構築することで事故防止へとつなげています。

2)院内ラウンド

平成17年10月13日に「尊い移植腎を破棄」という事故が発生しました。その教訓を戒めとするために、中京病院では13日を「医療安全の日」と定め、平成17年10月13日の腎臓破棄事故を忘れず、このような悲しい医療事故を二度と起こさないように職員は全員「13日は医療安全の日」のバッチを装着、医療安全委員数名が施設内をラウンドし、職員に医療安全の啓蒙活動を行っています。 また、医療安全の質を保証するための、監視ラウンドを定期的に実施しています。

3)職員の教育・研修の実施

年に2回、全職員対象に医療事故・患者安全に関する講演会を実施しています。 講師の了解が得られた講演会はビデオ撮影をし、後日上映会を開催し、業務の関係で研修会に参加出来なかった職員にも対応しています。 外部の医療安全や医療事故関連の研修会を受講した医療安全委員は伝達講習を実施し、医療安全に対する意識向上や情報の共通認識をして委員としての活動につなげています。

4)情報提供

厚生労働省や日本医療機能評価機構などからの医療事故・患者安全に関する情報を院内に発信し啓蒙活動を行っています。また、危険予知・回避が出来るようにインシデントの統計や注意喚起事項を発信し、医療安全に対する意識が高まるように活動しています。 全国の医療安全活動に貢献できるように日本医療機能評価機構へ医療事故報告も行っています。

Ⅱ.医療事故対策委員会

患者に有害事象が発生した場合に開催され起こった事象について、関係者からの報告を受け、その事象について分析し原因と再発防止策を明らかにする委員会です。この委員会は事象の内容により外部委員の参加も要請します。

Ⅲ.有害事象発生時

JCHO医療安全管理マニュアルに基づいた対応を行っています。

発生時の対応

1) 患者の救済を第一優先
2) 「隠さない、逃げない、ごまかさない」を基本方針としていかなる場合も真実説明
3) 患者・家族のサポート
4) 根本原因分析・再発防止策
5) 事象の報告
患者・家族のサポートとの一つに院内メディエーターの関わりがあります。メディエーターとは患者・家族と医療者の間に立ち、双方が未来に向かって行けるような話し合いができるように手助けを行うスタッフのことをいい、院内にはメディエーター研修を受けた職員が活躍しています。