不整脈センター開設

診療・各部門

中京病院 循環器内科 不整脈センター設立
質の高い不整脈治療を患者様に提供するために
電話: 052-691-7151

不整脈センターについて

不整脈センター設立について

当院では、2005年より不整脈に対するカテーテルアブレーション治療を東海地区で先駆けて取り組んできました。デバイス治療(ペースメーカ、植込み型除細動器 [ICD]、心臓再同期療法[CRT] )にも力を入れており、これまでに約3,000件のカテーテルアブレーションと1,500件のデバイス治療の実績があります。

近年、不整脈に対する非薬物治療の進歩は目覚ましく、常に新しい治療技術・治療機器が登場しており、我々医療者も日々知識のアップデートが必要不可欠な状況です。また、年々カテーテルアブレーション治療を導入する施設は増加しておりますが、残念ながら治療レベルや治療成績には病院間で格差があるのが現状と言わざるを得ません。

そこで、当院では最新で質の高い不整脈治療を患者様に提供するため、2023年5月に不整脈センターを設立しました。当院の特色を活かし、患者様にとって安心・安全で高度な不整脈治療を提供することを目指します。

当院の特色

1. 不整脈専門医が多数在籍

東海地区でも最多レベルの学会認定不整脈専門医が4名在籍しており、日々知識と技術の向上に努めております。

2. 豊富な治療実績

当院では2005年以来、約3,000件のカテーテルアブレーション治療と約1,500件のデバイス治療を行ってきました。これらの治療に関連した死亡はこれまでにありません。

心房細動に対する初回アブレーション後の非再発率は、発作性心房細動で約90%、持続性心房細動(長期持続性を含む)で約80%と良好な成績をおさめております。また、心室頻拍など致死性不整脈に対するカテーテルアブレーションや、先天性心疾患を合併した症例に対するデバイス治療など、難易度の高い不整脈治療にも積極的に取り組んでおります。

3. 刺激伝導系ペーシング

刺激伝導系ペーシングは近年世界で注目されている生理的なペーシング方法で、ペースメーカの心室リードを従来の右室心尖部ではなく、刺激伝導系(ヒス束・左脚領域)に留置する新しい手法です。刺激伝導系ペーシングは、従来の右室ペーシングと比較して、心不全発症の予防効果や生命予後を改善することが徐々に明らかになってきています。当院では加藤医師を中心に、全国でも早期から刺激伝導系ペーシングに取り組んでおり、数多くの良好な治療成績をおさめております。

4. 研究・学術活動

当院では、臨床だけでなく臨床研究や学会発表などの学術面にも力を入れて取り組んでおり、論文執筆も積極的に行っております。臨床研究や学術活動の成果をもとに、より良い治療を患者様へ提供できるよう努めております。(業績・学会活動)

診療実績

2020年 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年
カテーテルアブレーション 160 204 180 216 254 273
-心房細動 99 135 119 139 175 200
デバイス治療 (新規・交換) 84 77 86 99 116 119
-経静脈ペースメーカ 50 42 53 45 46 36
-リードレスペースメーカ 2 2 4 19 30 32
-ICD/S-ICD 18 18 12 16 17 26
-CRT-P/CRT-D 14 15 17 19 23 25
植込み型心電図モニター 4 10 8 11 16 9

ICD:植込み型除細動器, S-ICD:皮下植込み型除細動器, CRT:心臓再同期療法

施設認定

日本循環器学会認定循環器専門医研修施設

日本不整脈心電学会認定不整脈専門医研修施設

経皮的カテーテル心筋冷凍焼灼術認定施設

リードレスペースメーカ移植術認定施設

植込み型除細動器移植術認定施設

両心室ペースメーカ移植術認定施設

両心室ペーシング機能付き植込み型除細動器移植術認定施設

左心耳閉鎖システム実施認定施設