腎臓病センター

診療・各部門

腎臓病センター

2012年8月に中京病院・腎臓病センターを開設しました。「腎臓病」を中心に考え、総合窓口として腎臓病センター外来(成人・小児)を新たに設置し、センターの各部門も診療科別ではなく疾患別に分かりやすく再編しました。これまで通り、腎臓内科小児科泌尿器科の3科が連携して腎臓病を診療することに変わりありません。

腎臓病センターの紹介

以下の6つの部門(及び代表医師)で構成され、「小児から大人まで、検尿異常から透析・腎移植まで、原病は問わず腎臓病診療のすべて」を当センターで対応致します。担当診療科のページともリンクしていますので併せてご参照ください。また、患者さんはこちら、地域連携の先生方はこちらもご覧ください。

  1. 成人腎臓病 (腎臓内科:青山 功)
    • 腎炎、糖尿病、高血圧などによる慢性腎臓病(CKD)はもちろん、急性腎炎や急速進行性腎炎など急性腎不全にも対応し、維持透析に至るまでの成人腎臓病の管理を行います。
    • CKDの栄養指導や合併症チェック、末期腎不全の治療選択(透析・腎移植)などのご相談も承ります。
    • 成人の腎移植も泌尿器科と連携して治療に当たり、退院後の移植腎管理やドナーの健診はこの部門が中心となって担当致します。
    • 腹膜透析(成人)の導入・維持及び合併症治療はこの部門で行います(※)。
  2. 小児腎臓病:(小児科:多代篤史)
    • 小児の腎・尿路疾患は主にこの部門で対応致します。
    • 小児の腎移植も泌尿器科と連携して治療に当たり、退院後の移植腎の管理はこの部門が中心となって担当致します。
    • 小児の腹膜透析導入・維持及び合併症治療はこちらで行います (※)。
  3. 透析センター腎臓内科:青山功)
    • 血液透析を含む血液浄化法を当センターで行っています。
    • 透析センターの詳しい紹介はこちらをご覧ください。
      ※ 腹膜透析に関しては、1.成人腎臓病または 2.小児腎臓病で診させて頂きます。
  4. バスキュラーアクセス(腎臓内科:葛谷明彦)
    • シャント作製や、シャント閉塞・感染等の各種合併症の治療を担当致します。
    • 月曜・木曜の午前にシャント専門外来を設けております。
    • 腹膜透析カテーテル留置やその合併症についてもこちらで対応致します。
  5. 腎移植泌尿器科:小松智徳)
    • 泌尿器科、腎臓内科、小児科(小児腎臓科)で結成された腎移植チームが、腎移植に関するすべての診療を行います。
    • 術前・周術期は泌尿器科が中心に、退院後の管理は腎臓内科または小児腎臓科が中心となって診させて頂きます。
    • 腎移植カンファレンスを週1回開催し、泌尿器科、腎臓内科、小児腎臓科医師に加えコメディカルスタッフも参加して、より質の高いチーム医療を提供できるように努めております。
    • 当院での腎移植につきましてはこちらもご参照ください。
  6. 腎不全合併泌尿器科疾患 (泌尿器科:木村 亨)
    • 腎不全に至った、もしくは将来腎機能障害を生じうる泌尿器科疾患について対応いたします。
    • 腎・尿路の腫瘍や結石、前立腺肥大症、先天性腎・尿路異常などが含まれ、小児、成人は問いません。
    • 主たる治療(手術を含む)は泌尿器科が行い、腎不全に対しては腎臓内科ないしは小児科が連携して治療に当たります。

患者さんへ

総合窓口として腎臓病センター外来を新たに設けました。腎臓病の患者さんはもちろん、健診で血尿・蛋白尿や腎機能低下を指摘された方や、ひょっとして腎臓病かもしれないと心配されている方の診察も承ります。診療科の選択で悩む必要はありません。当センターの外来を受診して頂ければ、病気に合わせて適切な部門(診療科)に引き継ぎます。(すでに当院に通院中の患者さんはこれまで通り同じ診療科に再診して頂けます。センターを通す必要はありません。)
かかりつけ医に通院中の患者さんでも、主治医の先生に腎臓専門医の診察が必要と判断された場合、当センターにご紹介頂き受診することは可能です。また、かかりつけ医への通院治療を継続しながら当センターが連携して腎臓病を診療することもできますので、是非主治医の先生とご相談下さい。

地域連携の先生方へ

診療科の選択に迷う症例でも簡単にご紹介頂けるよう、総合窓口として腎臓病センター外来枠(成人小児)を設置しました。「血尿もしくは蛋白尿を認める」、「最近腎機能が低下してきた」、「透析の準備が必要になった」「腎移植を希望している」など、専門的な診察が必要と判断された場合は是非当センターにご紹介ください。(これまで通り、シャントトラブルなら腎臓内科、腎移植希望なら泌尿器科、など紹介目的が明確な場合はセンターを通さず直接各診療科にご紹介頂いても構いません。)
CKDに関しては、ステロイドなど免疫抑制療法を要する場合を除き、ご紹介後もかかりつけ医の先生方と密接に連携しながら診療を行いたいと考えております。特に生活習慣病(糖尿病、肥満、高血圧など)によるCKDの場合は、その原因の治療が最も大切であり日々の細やかな管理・指導が必要なため、可能な限りかかりつけ医の先生方の治療継続をお願いしたいと思っております。また、定期的なCKDチェック(CKD進行度の説明、治療選択(血液・腹膜透析や腎移植)の相談、心血管系合併症の評価、栄養・服薬指導など)として当センターをご活用頂いても結構です。
腎臓病の地域拠点病院として当センターが出来るだけ多くの患者さんの診療に携われるよう努力して参ります。今後とも宜しくお願い致します。

 

腎臓病センター長 青山 功(腎臓内科)