診療・各部門
薬剤部のご紹介
はじめに
JCHO中京病院薬剤部のホームページにお越しいただきありがとうございます。
中京病院薬剤部は、
①医療チームへの積極的な参加
②安全で安心な医療の推進
③地域医療への貢献
④自己研鑽
の4つを理念に掲げ、地域の皆様に安心して医療を受けていただけるよう日々の業務に励んでいます。中央では調剤・処方鑑査・疑義照会、医薬品管理、製剤業務、医薬品情報業務を行っています。院外処方に関するすべての疑義照会は薬剤部が窓口となって対応することで、外来の患者さんに安全な医療をお届けするように努めています。また外来化学療法センターに薬剤師を配置し、薬剤の説明のみならず患者様個々に応じた投与量の提案や副作用のチェックを行っています。
当院では病棟活動を平成2年より行っており、開始当初から病棟に薬剤師を常駐し医療チームの一員として活動しています。当薬剤部にはがん専門薬剤師、感染制御認定薬剤師、糖尿病療養指導士、心不全療養指導士等をはじめとして数多くの専門・認定薬剤師が活動しています。医療薬学会認定薬剤師制度研修施設、がん専門薬剤師研修施設、薬物療法専門薬剤師研修認定施設として、薬剤師の臨床活動と教育に力を注いでいます。また、災害拠点病院に勤務する薬剤師として東日本大震災、熊本地震、令和6年能登半島地震などの被災地の支援や、新型コロナ発生時にダイヤモンドプリンセス号へも乗船し活動を行ってきました。
今後も患者さんに寄り添いながら安全で安心な医療の提供を行うように努力を重ねるとともに、薬剤師の将来を担う優秀な人材を育成していきたいと考えています。
中京病院薬剤部 部長
伊藤 和幸
・日本医療薬学会 医療薬学専門薬剤師
・日本薬剤師研修センター 認定実務実習指導薬剤師
・日本循環器学会 心不全療養指導士
・日本不整脈心電学会 植込み型心臓不整脈デバイス認定士
・日本不整脈心電学会 心電図検定1級
薬務管理室
薬務管理室は、当院で使用する医薬品の購入と供給管理を行っています。病院内には医師、薬剤師などで構成されている薬事委員会があり、医薬品の採用など医薬品に関するすべての審議が行われています。薬務管理室はこの委員会の事務局も務め、医薬品の適正管理を行っています。
調剤室
主に、入院の患者さんの内服薬(飲み薬)、外用薬(塗り薬、貼り薬、目薬など)を処方箋に基づいて調剤しています。お薬の飲み合わせや適正な使用方法を薬学的に管理するとともに、有効性・安全性の高いお薬を患者さんに提供しています。
当院は市内の病院に先駆けて平成9年10月から全面的に院外処方箋を発行しています。
麻薬管理室
当院はがんの痛み、全身麻酔手術、術後の痛みなどに使用される医療用麻薬を取り扱っています。麻薬管理室では麻薬管理者の指示の下、担当薬剤師が法律に基づき麻薬に関する諸手続きや管理を行っています。
注射薬室
おもに入院の患者さんの注射薬を処方箋に基づいて調剤しています。払い出しには、取り揃え業務の効率化、安全性の向上のために注射薬自動払い出し装置を使用し、重複投与、用法用量、相互作用、配合変化等を確認後、患者さん別のトレーに処方箋と注射薬をセットして、各病棟に払い出しています。
がん薬物療法室
外来薬物療法センター調製室内の安全キャビネットで院内すべての抗がん剤の調製を行い、薬の量や種類、投与間隔等のチェックを行っています。また日本医療薬学会がん専門薬剤師を中心に、外来のがん患者さんへ点滴内容の説明や副作用のモニタリングを行い、安全で質の高いがん治療が行えるよう努めております。さらに地域の保険薬局との情報共有による連携も行っております。
製剤室
製剤室では、治療に必要な市販されていない医薬品(院内製剤)などを調製しています。院内製剤の安全性・有効性は院内の審査委員会で充分な審議をされています。
医薬品情報管理室
医薬品情報管理室では、医薬品を有効かつ安全に使用していただくため、医薬品に関する情報を医療スタッフに提供しています。
病棟業務室
当院では1991年(平成3年)1月より病棟業務を開始し、1998年(平成10年)7月からは全病棟に薬剤師が常駐する体制を整えています。
各病棟の担当薬剤師は、入院患者さんのベッドサイドにて、現在の病状や持参されたお薬(持参薬)、過去の副作用・アレルギー歴などを詳細に確認いたします。お薬の効果や副作用について分かりやすく説明するとともに、実際の治療効果やお体の状態も継続的に見守ります。
また、持参薬から院内のお薬への切り替え提案、お薬の血中濃度の確認(薬物血中濃度モニタリング)、注射薬の安全な組み合わせのチェック(配合変化)など、専門的な視点から情報提供を行っています。医師や看護師などの多職種と密に連携し、常に安全で質の高い医療を提供できるよう努めています。
近年、高齢者を中心に多くの種類のお薬を服用することによる副作用が課題となっています。当室では、お薬の数を整理したり、不必要な追加を防ぐ方法を医師と共に検討しています。また、退院後もご自宅などで安心して治療を継続できるよう、飲み間違いを防ぐ工夫や、お一人おひとりの生活環境に合わせたお薬の準備を整えています。お薬によるトラブルを未然に防ぎ、患者さんが自分らしく、より良い生活を送れること(QOLの向上)を目指して、入院中から退院後まで最適な薬物療法をサポートいたします。
チーム医療
チーム医療とは多職種の医療スタッフがチームを組み、緊密に連携しながら治療やケアを行うことです。当院の薬剤師は医療チームの一員として、専門性を発揮しています。
薬学部6年制実務実習
当院では薬学部6年制カリキュラムの一環として、薬剤師の監督・指導のもと薬学生が実務実習に取り組んでいますので、患者さんのご理解をよろしくお願いいたします。
スタッフ紹介
薬剤部長 伊藤和幸
副薬剤部長 鈴木一志、浦崎圭太
主任薬剤師 小島さおり、菱田栄子、兼松哲史、長谷川徹、一木万奈美、植村太志、白崎真由子、佐々木宏徳、松下直樹
その他薬剤師 25名
令和8年4月現在
専門・認定薬剤師
| 日本医療薬学会 | 医療薬学指導薬剤師 | 2名 |
|---|---|---|
| 医療薬学専門薬剤師 | 4名 | |
| がん指導薬剤師 | 1名 | |
| がん専門薬剤師 | 3名 | |
| 日本病院薬剤師会 | 日病薬病院薬学認定薬剤師 | 14名 |
| 日病薬認定指導薬剤師 | 4名 | |
| 感染制御認定薬剤師 | 1名 | |
| 薬剤師研修センター | 研修認定薬剤師 | 11名 |
| 認定実務実習指導薬剤師 | 11名 | |
| 漢方薬・生薬認定薬剤師 | 1名 | |
| 日本リウマチ財団 | リウマチ登録薬剤師 | 2名 |
| 日本静脈経腸栄養学会 | 栄養サポートチーム専門療法士(薬剤師) | 2名 |
| 日本骨粗鬆症学会 | 骨粗鬆症マネージャー(薬剤師) | 2名 |
| 日本医療情報学会 | 医療情報技師 | 3名 |
| 日本麻酔科学会 | 術後疼痛管理研修修了 | 2名 |
| 周術期管理チーム認定薬剤師 | 1名 | |
| 日本循環器学会 | 心不全療養指導士 | 2名 |
| 日本不整脈心電学会 | 植込み型心臓不整脈デバイス認定士 | 1名 |
| 心電図検定1級 | 1名 | |
| 日本脳卒中学会 | 脳卒中療養相談士 | 1名 |
| 日本臨床救急医学会 | 救急認定薬剤師 | 1名 |
| 日本アンチ・ドーピング機構 | 公認スポーツファーマシスト | 4名 |
| 日本急性期ケア協会 | 急性期ケア専門士 | 1名 |
| 日本終末期ケア協会 | 終末期ケア専門士 | 1名 |
| 日本臨床薬理学会 | 認定CRC | 1名 |
| 日本糖尿病療養指導士 | 1名 | |
| 日本DMAT隊員 | 1名 | |
| がんゲノム医療コーディネーター | 1名 | |
| 認知症ケア専門士 | 1名 | |
| 医療安全管理者養成研修修了 | 1名 |
令和8年4月現在
認定施設
日本医療薬学会認定薬剤師制度研修施設
日本医療薬学会がん専門薬剤師研修施設
日本医療薬学会薬物療法専門薬剤師研修施設
令和8年4月現在
院内フォーミュラリ
「フォーミュラリ」とは、有効性や安全性、費用対効果などを踏まえ処方できる医薬品を「第一選択薬」、「第二選択薬」として標準化した院内の投与指針です。
標準薬物治療の推進、医療費の抑制および病院や診療所、保険薬局との連携による地域医療への貢献を目的に、当院が定めるフォーミュラリを公開します。
※医療関係者を対象に情報を公開しています。一般の方に対する情報公開を目的としたものではありませんのでご了承ください。
※本フォーミュラリを、企業のプロモーション等に利用しないでください。
院内フォーミュラリ一覧
- PPI(プロトンポンプ阻害薬)内服 2023年4月改訂
- ARB(アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬) 2023年8月改訂
- スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬) 2022年4月改訂
- ジヒドロピリジン系Ca拮抗薬 2022年4月改訂
- α-GI(α-グルコシダーゼ阻害薬) 2022年6月初版
- グリニド(速効型インスリン分泌促進薬) 2022年7月初版
- 慢性便秘症治療薬 2024年11月初版
- 抗インフルエンザ薬 2024年12月初版
患者の皆様へ
ジェネリック医薬品とバイオ後続品について
当院では、厚生労働省の後発医薬品・バイオ後続品の使用推進の方針に従い、患者負担の軽減、医療保険財政の改善に資するものとして後発医薬品(ジェネリック医薬品)およびバイオ後続品※(バイオシミラー)を積極的に採用しています。2023年3月20日より当院の院外処方せんは「一般名処方」で表記しています。一般名処方ではジェネリック医薬品を選択しやすくなり、医薬品の供給状況によっては今までよりスムーズにお薬を受け取れる場合があります。ただし医薬品の供給状況によってはお薬を変更する場合があります。変更が必要な場合にはご説明します。お薬の銘柄についてのご希望は、かかりつけの薬局にてご相談ください。
※遺伝子組換え技術などにより細胞、酵母、細菌などから産生されるタンパク質由来の医薬品である「バイオ医薬品」の特許が切れた後に、他の製薬企業から発売される先行品と同等の品質・安全性・有効性を有する医薬品です。
保険薬局の皆様へ
後発医薬品への変更について
後発医薬品の変更調剤については全て連絡不要とします(可能な限りお薬手帳に記載して下さい)。
一般名処方について
対象医薬品は、厚生労働省「処方箋に記載する一般名処方の標準的な記載(一般名処方マスタ)について」に記載されている当院採用医薬品となります。
一般名処方により調剤した薬剤の銘柄等の情報は、「お薬手帳による確認」とさせていただき、FAX等でのご連絡は不要とします。受診時にお薬手帳を持参するようご指導ください。
名古屋南部統一吸入指導箋について
当院では病院と保険薬局の間で治療に必要な情報を交換・共有し、患者さんを中心に連携して有効で安全な吸入療法を行うため名古屋南部統一吸入指導箋を活用しています。院外処方箋とともに吸入指導箋を提出された患者さんへ吸入指導のご協力をお願いします。また吸入指導箋を持参されていない患者さんについても、保険薬局で吸入指導が必要と判断された場合には下記より同意書と指導箋を印刷してご活用ください。
製薬企業の方へ
担当者管理システム「MONITARO-Lite」導入のお知らせ
当院は薬剤師と製薬会社および医薬品卸会社との円滑な情報交換を目的にMONITAROによる情報伝達システムを導入しております。製薬会社と医薬品卸会社のご担当者様はMONITAROへ登録をして頂き、連絡およびアポイント申請をお願いします。
問い合わせ先:株式会社スマートホスピタル info@smarthp.co.jp / 03-6261-1242
(ご質問は病院では受け付けておりません。)