緩和ケアチーム

診療・各部門

緩和ケア

緩和ケア研修会

 緩和ケア研修会は、年に1回当院が主催する研修会です。いつでもどこでも緩和医療、がんと診断された時からの緩和ケアが提供できるよう、すべての医療者に緩和ケアのノウハウを学んでもらうために開催しています。

緩和ケア地域多職種への情報提供活動

年に3回地域医療者を対象に講演会、講習会を開催しています。

・2021年6月10日 緩和ケア地域多職種カンファレンス
「地域連携で困っていること ~在宅医療の立場から~」
みずほ在宅支援クリニック 家田秀明先生
・2021年10月21日 緩和医療年次講演会
「在宅から見る終末期患者の意思決定支援」
ファミリー・ホスピス株式会社 名古屋オフィス
がん看護専門看護師/緩和ケア認定看護師 酒井幸子先生

中京病院症状コントロールガイド

 地域医療者がスマホやタブレット、PCで緩和ケア情報にアクセスする目的で作成
http://chukyo-hosp.sakura.ne.jp/kanwa/

がん治療についての取り組み

緩和ケアチーム

 緩和ケアチームとはつらい症状を楽にするために病室に出向き、活動している多職種チームです。厚生労働省は、このチーム活動で一定の基準を満たした場合、医療保険でカバーするという制度を推進しています。当院の緩和ケアチームは、平成15年より保険診療上の認可を受け病棟回診を行っており、2021年は約100名の入院患者さんの痛みや呼吸困難をはじめとする様々な問題解決に努力しています。
 緩和ケアチームのメンバーは毎日の回診および、緩和ケア外来にて病棟・外来スタッフと連携を取りながら院内の緩和ケアの水準を向上させる努力をしています。主治医は病気の治療を行い、緩和ケアチームは主治医と協力しながら病気に伴うつらい症状である痛み、呼吸困難などの治療と共に気持ちのつらさへの対応を行います。お気軽に主治医や担当看護師に相談してください。また、緩和ケアチームの構成員は身体症状を担当する医師、精神症状を担当する医師、薬剤師、がん性疼痛看護認定看護師、歯科衛生士、理学・作業療法士、管理栄養士、医療相談員、介護支援専門員など多職種で協力し活動しています。