どんな病院で治療を受けるべき?
どんな病院で治療を受けるべき?
このページを見ていただいている方は、おそらく他の病院のホームページもご覧になっている方が多いと思います。そして多分こんな感想をもたれているのではないでしょうか。
「どこの病院のホームページも内容は似たり寄ったりで、良さそうなことばかり書いてあるし、どこを見て判断すべきかよくわからない。」と。
それもそのはずで、病院の広告は患者さんが誇張された宣伝により誤った判断をしないように、厚生労働省による医療広告ガイドラインにより、掲示できる内容が制限されているからです。それにより患者さんの安全が守られている面はありますが、一方で各病院の違いをわかりにくくしている面もあります。
では、そのデータ中で、治療を受けるにあたりもっとも重要視すべきものは何なのでしょうか?
それは、小児循環器科ではカテーテル検査や治療の数であり、心臓血管外科では手術件数でしょう。
このホームページの病気の説明ページを見ていただければわかるように、小児あるいは先天性の心臓の病気の種類はとても多く、大ざっぱに分けても数十種類、細かく分ければ100種類以上の病気があります。それにあわせて治療方法の種類も多くあります。先天性心臓病の中の1%にも満たない頻度の病気もたくさんあり、そのような病気では年間100例の治療経験がある病院でも平均年間1例しか経験することがありません。
心臓病の治療は、小児循環器科、心臓血管外科、あるいは産婦人科、麻酔科、体外循環技師、検査技師、看護師など多くの職種がかかわったチーム医療であり、チーム全体としての経験値が最終的な治療成績にかかわってきます。
ですから、量と質、すなわち、経験数の多さと治療成績の良さは比例する、と言えます。
これから治療を受けられる病院では、主治医にその病院での、ご自身と同じ病気の治療経験数や成績を、是非尋ねていただくことをおすすめします。当院での全体の経験数や成績は下記のページからご覧下さい。細かな成績などは、前述の厚生労働省による医療広告ガイドラインによるしばりのため公表することはできませんが、ご自身の病気についての成績は個々にお伝えすることは可能です。
どんな病気なの?
さまざまな心臓病の種類や内容についてご説明します。
どんな手術なの?
さまざまな心臓手術の種類や内容についてご説明します。
心臓カテーテル検査・治療件数
当院の心臓カテーテル検査や治療件数についてご説明します。
心臓血管手術件数と成績
当院の心臓手術の件数や成績についてご説明します。