センターが対象とする患者さん
こども(原則15歳未満)のすべての心臓や血管の病気
先天性(生まれつき)の心臓や血管の病気はもちろん、お腹の中のお子様に心臓の異常を指摘された妊婦(胎児)のかた、不整脈、さまざまな原因による心不全、そのほかの心臓や血管の異常やそれに伴う症状が疑われるかたなどです。後天性(生後の二次的な原因による)心臓や血管の病気でも、15歳未満の場合は対象となります。
15歳以上であっても、全ての年齢の先天性(生まれつき)の心臓や血管の病気
成人になってはじめてわかった先天性の心臓や血管の病気の場合はもちろん、小児期に根治的な手術をした後であっても、術後の状態として何らかの問題や症状が生じてきた場合には対象となります。診療の対象でない疾患
対象でない病気は、15歳以上で後天性の心臓や血管の病気です。具体的には、加齢に伴う動脈硬化が原因となる狭心症、心筋梗塞、大動脈瘤などや、15歳以上の弁膜症、不整脈、心不全などです。その場合、当院の循環器内科(成人の心臓や血管などを担当する科)をまず受診してください。
手術が必要な場合は当院での手術も行っています。また、上記はあくまで原則です。センターの対象となる患者様であっても、状態によっては中京こどもハートセンターではなく、循環器内科に移っていただく場合があります。