病院長挨拶

院長

独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)中京病院は、創立から76年となる長い歴史の中で、名古屋市南部および知多半島を含む医療圏において、常に地域住民の皆様のニーズに応え、患者さんに寄り添う医療、安心で質の高い医療、多彩で専門性の高い医療を提供させていただき、評価をいただいてまいりました。

超高齢社会を迎える我が国において、地域包括ケアの実現に向けて医療が大きく変わりつつあります。つまり、“治す医療”から“支える医療”に変革が進む中、地域中核病院の役割も変化しつつあります。
JCHO中京病院は、今後とも5疾病(がん・脳卒中・心筋梗塞・糖尿病・精神科疾患)、5事業(救急・災害・僻地・周産期・小児)を中心に急性期総合病院としての役割を果たすとともに、併設する老人施設を含め、「地域包括ケアの要として、地域にある医療・介護・福祉機関と密接に連携して、予防・介護とシームレスに質の高い医療を提供し、地域の皆様の生活を支える」、そのような病院でありたいと思います。

さらに、医療の進歩がめざましく先進医療の開発が日進月歩で進むなか、先進医療を積極的に取り入れ、難治性疾患にも対応できる高機能総合病院としての能力を備え、地域のみならず全国から患者さんが期待して受診されるような病院を目指します。

2025年には高度急性期医療施設を集約化した新棟が完成し、救命救急医療、がん診療、急性期疾患診療、災害医療の機能をさらに強化いたします。そして職員一人一人が、患者さんに寄り添う心のこもった医療を提供し、プロフェッショナルとしての技術を磨き、中京病院を進化させるべく一致団結して頑張っています。