形成外科 瘢痕(傷跡)、瘢痕拘縮(ひきつれ)、ケロイド

診療・各部門

瘢痕・瘢痕拘縮・ケロイド

☆瘢痕とその分類

瘢痕は、外傷・熱傷・手術・潰瘍などによって生じた、傷跡の総称です。
瘢痕はその形状・性質によって分類されます。
赤く盛り上がる異常な瘢痕(肥厚性瘢痕)や、肥厚性瘢痕が正常皮膚にも広がっていく瘢痕(ケロイド)、さらに引きつれたもの(瘢痕拘縮)などの状態などがあります。それぞれの傷の状態に合わせ手術療法または保存的治療を行います。

☆瘢痕とその分類

瘢痕となってしまった傷のなかで保存的治療では時間がかかったり効果があまりなかったものに対して行います。
瘢痕を切除し、綺麗で目立たない傷に治します。また瘢痕拘縮があるものは引きつりをなくす拘縮解除の手術を行います。一方ケロイドに対しては一般的に手術はお勧めでないため、保存的治療のみとなります。

☆保存的療法

瘢痕・ケロイドの予防・治療のために下記の治療を行います。

①外用療法
保湿軟膏・抗炎症作用のあるステロイド軟膏等を用います。

②内服療法
抗アレルギー剤やトラニラストの内服をします。

③局所注射療法
ステロイドの注射を行います。

④圧迫療法
装具による圧迫を行います。

熱傷後の瘢痕は範囲も広く、拘縮・ケロイドを起こしやすいため、熱傷が治った後も長期的に外来通院で経過観察が必要な場合があります。
傷跡が気になった場合は近くの専門医を受診して頂き適切な治療を受けることをお勧めします。